実在の道からアセットコルサのコースを作る方法
2026年10月2日更新
結論:実在の道をアセットコルサのコースにする方法は3つあります。Blender で自分でモデリングして Kunos の ksEditor で書き出す方法(無料ですが何日もかかります)。Race Track Builder を使う方法(Steamで$44.99、やはり手作業が中心です)。そしてブラウザのビルダーを使う方法:Street2Sim で実在の道に2つのピンを置けば、完成したコースを作ってくれます。Googleマップを直接取り込むことはできません。どの方法も、オープンな地図・標高・航空写真データから作ります。
アセットコルサで自分のコースは作れる?
はい。アセットコルサはゲームフォルダ内の content/tracks に置いたコースをすべて読み込み、Content Manager では公式コースと並んでカスタムコースが表示されます。コースは .kn5 モデル(道路、地形、景色)と、ピット・スタートライン・計測の位置をゲームに伝えるいくつかのファイルでできています。これらのファイルを作れるツールなら何でも使えます。
架空のサーキットを描くのは簡単です。実在の道は難しくなります。実際の道筋に沿い、実際の地形どおりに上り下りし、その場所らしく見える景色の中に置かなければなりません。3つの方法の違いはそこに出ます。
実在の道をアセットコルサのコースにする3つの方法
| Blender + ksEditor | Race Track Builder | Street2Sim | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | $44.99(Steam) | 道路1kmあたり$5から(長い道ほど割安)、またはプラン |
| 必要なスキル | 3Dモデリング、ACの設定ファイル | 中程度、習得に時間がかかる | 不要:地図に2つのピンを置くだけ |
| 数kmにかかる時間 | 数日〜数週間 | 数時間〜数日 | 設定は数分、ほとんどのコースは当日中に完成 |
| 実際の道筋 | 自分でトレース | 地図データの上から自分でトレース | 実際の道路網にスナップ |
| 実際の高低差 | 地形データを自分で取り込む | 標準搭載 | 標準搭載、カント付き |
| 景色 | 自分でモデリング・配置 | ライブラリのオブジェクトを自分で配置 | 道の周りの実際の場所から生成 |
| 向いている用途 | 完全にコントロールして、1本の完璧なコースを作りたい | サーキットや手作りのレイアウト | 実在の道:峠、渓谷、山道、地元の道 |
Googleマップをアセットコルサに取り込める?
直接はできません。これが一番多い質問です。Googleマップや Google Earth では道路や3D建物をゲーム用に書き出せないため、Googleマップのリンクをコースに変換できるツールはありません。できるのは、道を選ぶときに Googleマップやストリートビューを参考にすることです。
実在の道のコースは、代わりにオープンデータから作ります:
- 道路網:OpenStreetMap から。道がどこを通り、幅がどれくらいか。
- 標高:地形モデル(あればLiDARも)から。上り、下り、クレスト。
- 航空写真:実際のアスファルトの端をトレースし、周りの景色を配置するため。
Blender ではこれらを自分で集めて位置合わせします。Street2Sim はすべての制作でそれを行います。
手順:Street2Sim で実在の道をアセットコルサのコースにする
例として使うのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州トレイル近郊の Seven Mile Dam Road です。Pend Oreille 川の渓谷沿いを走る4.4kmの2車線道路で、片側には岩の切り通し、反対側には崖の上に低いパラペット(防護壁)があります。
1. 道を検索する
ビルダーを開き、検索ボックスに道路名や町名を入力します。候補を選ぶと、地図がその場所へ移動します。ここでは、この道とつながる Columbia Gardens Road を検索すると目的の谷に行けます。
2. スタートとゴールのピンを置く
コースのスタートにしたい地点で道をクリックし、次にゴールにしたい地点をクリックします。その間のクリックは経由地になり、道が分岐しているときに便利です。ルートは実際の道路網にスナップし、パネルにルートの長さが表示されます。ピンはドラッグで調整でき、向きを反転(Reverse)で逆方向に走ることもできます。
3. 名前を付けて制作する
コースに名前を付け、あとで編集できるように .blend ファイル(Blender 3.6 以降)も受け取るかを選びます。そして このコースを作る を押します。制作はアセットコルサが入った専用マシンで行われます。キューに入り、道路と地形を作り、コースの自動チェックを行い、パッケージ化します。タブは閉じてもかまいません。完成したコースはメールで届き、マイビルドにも表示されます。
4. Content Manager でダウンロード・インストール
完成メールにはワンクリックの Install in Content Manager リンクがあります。Content Manager がコースをダウンロードしてインストールします。手動で入れたい場合は、ダウンロードしたファイルをアセットコルサのフォルダ内の content/tracks に解凍してください。すべての方法とよくあるトラブルの直し方は、アセットコルサにカスタムコースをインストールする方法で解説しています。
5. 走る
コースはほかのMODと同じように Content Manager に表示されます。車を選んで走り出しましょう。
ゲーム内ではこう見える
実際の Seven Mile Dam Road では、片側に割れた岩の切り通しがそびえ、反対側には低いコンクリートのパラペットの向こうの崖下を川が流れ、2車線のアスファルトが渓谷に沿って続きます。上の2つのピンから作った、アセットコルサでの同じ道がこちらです:
手作業で作る方法:Blender と ksEditor
ポリゴン1枚まで完全にコントロールしたいなら、自分で作りましょう。概要は次のとおりです:
- データを集める。OpenStreetMap から道路のラインを、その地域の地形モデルもダウンロードします。Blender GIS アドオンで両方を取り込めます。
- 道路をモデリングする。ラインに沿って路面を作り、次に地形、壁、景色を作ります。当たり判定のあるメッシュには、アセットコルサが想定する名前を付けます(道路は
1ROAD、草は1GRASS、壁は1WALL)。 - FBX で書き出し、アセットコルサ SDK に含まれる Kunos の ksEditor で開きます。シェーダーとテクスチャを割り当て、
.kn5として保存します。 - コース用ファイルを追加する:ピットとスタートのスポーン地点、名前と長さを書いた
ui/ui_track.json、プレビュー画像、コース図。 - フォルダをコピーして
content/tracksに入れ、Content Manager でテストします。
無料で、学べることもたくさんあります。ただし最初の1本には数日かかり、その場所らしく見せたいならさらに時間がかかると考えてください。
すでに Street2Sim で作ったコースがあって編集したい場合は、制作時に Blender ファイルのオプションにチェックを入れると、ベースになる .blend を受け取れます。
アセットコルサで走って楽しい実在の道とは
地図で楽しそうに見える道が、すべてシムで走って楽しいとは限りません。これまで作ってきた道からわかったこと:
- 長い直線より連続コーナー。つづら折り、ヘアピンの連続、渓谷のS字など、コーナーが次のコーナーへつながる道は、最初から最後まで飽きません。
- 決め手は高低差。上りや下りがあると、すべてのコーナーの感覚が変わります。峠道や山岳路が人気なのには理由があります。
- 幅も重要。狭い道は緊張感があってリアルです。広い道は覚えやすく、仲間とのツイン(追走)ドリフトに向いています。
- 長さは数km程度に。2〜5kmなら覚えがいがあり、何度も走り直せる短さです。
アイデアを探しているなら、ほかのドライバーが作った実在の道を見たり、コミュニティボードでリクエストされている道をチェックしてみてください。走るのはシムの中だけにして、実際の道では絶対に真似しないでください。
よくある質問
アセットコルサでMODマップは使える?
はい、PC版なら使えます。コースMODをダウンロードし、Content Manager でインストールするか、content/tracks に解凍してください。家庭用ゲーム機版はMODに対応していません。
アセットコルサのマップ自動生成ツールはある?
あります。Street2Sim は、実在の道に置いた2つのピンから、実際の高低差と周りの景色を含む完成したコースを生成します。Race Track Builder やブラウザのサーキットツールは、自分で描いたレイアウトからコースを生成します。
アセットコルサ コンペティツィオーネ(ACC)でカスタムコースは使える?
いいえ。ACC はカスタムコースを読み込めません。Street2Sim のコースも含め、コースMODは初代アセットコルサ用です。
制作にはどれくらいかかる?
Blender で手作業なら、景色込みで数kmに数日〜数週間。Street2Sim なら道を選ぶのは数分で、ほとんどのコースは当日中に届きます。50kmを超える道は最大48時間かかります。
自分の家の前の道や地元の道も作れる?
公道の道路網に含まれていれば作れます。検索してピンを置き、制作するだけです。1コースあたり最大75kmまで対応しています。